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    子宮内膜症の合併症

  子宮内膜症の合併症

子宮内膜症の合併症としては、主に次の様なものがあげられます。


  不妊

不妊を主訴とする人の約21~47%に子宮内膜症が見られると言います。また、軽度の内膜症でも不妊とされる人は約70%もいると言われています。ですから、子宮内膜症は症状の軽度、重度にかかわらず、不妊になりやすい傾向にあると言えるでしょう。

理由は、卵管が(約11cmほどの管で、腹腔内の卵子を吸い取り子宮まで運んでくれます。ちなみに卵巣とはつながっていません)他の臓器などと癒着して働きにくかったり、卵管自体の閉鎖で受精が困難になるからだと考えられています。

  子宮筋腫

この子宮筋腫を併発させる事は、珍しくはないと言われます。これは子宮筋層の良性の「コブ」で、閉経前の女性の約4人に1人の割合で見られると言われています。

症状としては、強い月経痛や月経過多、血液の多量排出などで、これによりしばしば貧血を起こしてしまう人もいる様です。子宮内膜症も筋腫も、内分泌系の問題が関与してると考えられていますが、詳しくはまだわかっていません。

  ガン

患者さんはたいへん心配し、お医者さんはいちばん慎重になるのがこのガンの問題です。

しかし、卵巣の腫れなどは超音波や腫瘍マーカーなどの検査でたいていの事はわかるとされ、また疑わしければ、腹腔鏡などで早急に組織検査を行います。ですから、万が一悪性であったとしても早期発見・早期治療が可能なのです。

子宮内膜症が悪化し、ガン化した例は今までにはないとされています。また、「子宮体ガン」とは子宮内膜「部位」にできるガンで「子宮頚ガン」とは子宮頚部(子宮の入り口)にできるがんで、卵巣ガンや子宮内膜症とは全く異なるものなので注意してください。